データで見る和菓子

みんな和菓子はどこで買っている?(データで確認)

2017年度の和洋菓子・デザート類市場の流通チャネル別構成比

スーパー35.6%

コンビニ24.1%

百貨店17.4%

専門店(路面店)8.2%

駅関連3.2%

空港3.4%

通販2.0%

その他6.2%

(2017年度、メーカー出荷金額ベース 矢野経済研究所調べ)

 

これ、20年、30年前はどうだったのだろう?それが近年どう変化したのかな?これからは?って考えると面白いですね。

過去に関して言えば、確実に言えるのは路面専門店の数字がもっと高くって、コンビニの数字はずっと低かったはず。

駅関連や通販というのも昔は無かったので、路面の和洋菓子屋さんの売上は35%以上あったんじゃないでしょうかね、それが今ではたったの8%ですよ。

これからの未来を予測

それを踏まえて、これから10年、20年かけてこの数値はどう変わっていくかを考えておくことも大事ですよね。

スーパー35.6%・・・今後も底堅い。各家庭における、おやつの購入者は主婦です。その主婦の生活動線であるスーパーでのついで買い。これが現在最強です。既婚者はスーパーで買い、独身者はコンビニで買う傾向がある訳ですね。コスパ重視、子供向けのおやつはリーズナブルにという志向もあり、スーパーは近年のコンビニのような高価格路線に踏み切りたくても出来ないというのは今後も変わらないでしょう。

コンビニ24.1%・・・伸び続ける。店舗数、購入客数は頭打ちなので、高品質、高価格商品を投入して、購入客数アップ作戦ではなく、客単価アップ作戦に出ています。だから最近のコンビニは昔と比べてチルド菓子が高いんです。高くして販売数が低下したら元も子も無いのは当たり前ですが、1つ200円~300円のレンジでは需要も底堅いようです。

百貨店17.4%・・・苦戦。通販に売り上げを奪われていきます。

専門店(路面店)8.2%・・・苦戦していきます。コンビニ、駅関連、通販に奪われていきます。

駅関連3.2%・・・エキナカまだまだ伸びます。電鉄系も運送収益は人口減少の影響をもろに受けて低下の一途ですから、エキナカの開拓、テナント誘致に極めて積極的ですね。

空港3.4%・・・国内向けは人口減少によって低下。日本の菓子の価値がより世界に認められるようになれば国際線向けは伸びるでしょう。

通販2.0%・・・晴れの日向けは今のままでも伸びていきます。しかし日常のおやつは送料がネックとなり伸び悩んでいます。アマゾンフレッシュなどスーパーの代替としてのシェアが伸びてくればそこにおやつも含まれていきますので、遠からずこのカテゴリは10%を超えてくるでしょう。

最近ではコロナをきっかけとして、テレワークによる働き方の変化という要素も加わりました。

これにより、都心部のビジネス・商業立地が苦戦し、商店街の売り上げが伸びるという購入場所の移動が起こっています。

街の専門店には課題が多いですが見えない敵とたたかっている訳ではありません。

過去、現在、未来を把握、分析することで、未来への道筋が見えてきますね。

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